設 定  ( ネタバレ注意! )

000   | さあ、いざ参りましょうか。
001-006 | 自分の中にはなかった選択肢。
007-011 | (えーと、合言葉は……)
012-016 | 飛んで来たのは、微塵切りされた玉葱が付着した包丁だった。
017-023 | 少女はその血を食い入るように見つめていた。
024-027 | 『何』と言うよりも寧ろ、『誰』であったが。
028-031 | 「俺が何を言いたいのかはわかってるのだろう、銀時」
032-036 | 「土方さん、そりゃあナンパの方法にしてはァちょいと時代遅れですぜ」
037-043 | 案の定、外からお登勢の怒鳴り声が聞こえた。
044-047 | だがあの日、山崎が目撃したものは見間違いではない。
048-053 | 衛生的に問題があるこの空間で、今まで中らなかったのは奇跡と言えよう。
054-058 | まるで疾風のように近藤は去って行った。
059-063 | 感謝、してもいいのだろうか。
064-068 | 「私は行けない。人が多いところは、駄目」
069-076 | 蓑虫状態に縛られて中庭の木に逆さ吊りにされた姿は憐れだが、同時に仕方ないとも思う。
077-082 | 夕方になって戻って来た長谷川の第一声はそれだった。
083-086 | これを見て大食いの神楽が黙っているはずがない。
087-091 | それは今も魚の小骨のように引っ掛かり続けているが、未だ言葉にならずにいる。
092-099 | あんなに隅々まで掃除しているというのに!
100-106 | 「依頼、ですか? ええと、預かっているということは一緒に住んでた、とか……?」
107-110 | しかしすぐにでも見つけなければとんでもないことになるような、そんな気がした。
111-113 | 女物と思われる派手な着物を着崩す隻眼の男を、記憶から掘り返そうと試みる。
114-118 | ……実際に行ったことは、片手ほどの回数しかないけれど。
119-122 | 銀時たちが出て行くまでおかしな点は一つもなかったはずなのに。
123-130 | それにしても、まだ子供とはいえやはり流石は宇宙最強と呼ばれる種族の子供だ。
131-136 | 眼鏡のリポーターがマイクでは音割れしそうな声で状況を伝えている。
137-141 | (嗚呼、そうか。俺は、悔しいのか……)
142-145 | 「いいのいいの、気にすんなって少年。だって俺たちは今日が初対面だもん」
146-150 | そう言って、壱は持参した風呂敷をテーブルに乗せると口を解いた。
151-154 | 正体を知る者はおらず、姿を見た者で生きて帰った者はただ一人としていないと。
155-159 | 欲を覚えた忍は忍でも、徒人でもない。
160-165 | あの時のことだけは、どんなに思い出そうとしても思い出せない。
166-169 | それがこの場にいる者たち全員の背筋をぞっとさせる。
170-174 | 「案ずるな、アレは大切な金のなる木だ。無碍にはせぬ」
175-180 | 反射的に退いた足が何か液体に浸かってぴちゃっと音を立てた。
181-183 | だが男は動かないし動けない。
184-187 | しかし本当は、一人の女を想い欲した男の、とても直向な形の愛だった。
188-190 | 拳を握る手は赤みを通り越して白くなっている。
191-195 | なら、生かしてください。
196-200 | 「知るか、何とでも言え。とにかくそういうことだからヨロシク」

 中途半端に、一応完結!

わらぬいは最果てへ